【剣盾シーズン25】ドラパオーガバシャ【最終880 R1832】
初めまして!HUYUです。今回最終三桁に入ることができたので記念に構築記事をはじめて書きました。
実際に使っている自分でもまだ改良の余地あるなと感じた構築ではありますが、今までと比べて最終日付近の全体的にレベルが上がる時期にしっかりと戦えていたとは思います。
・採用経緯
まず自分が好きで使いたいを十分に活躍させることのできる禁伝、パーティを採用できるよう考察した。物理型のドラパルトをエース運用させる場合、禁伝も物理型にすると相手の禁伝対策のポケモンで一緒くたに止まってしまう可能性があったため特殊方面で強い禁伝ポケモンを検討した。
そこでスカーフ潮吹きの圧でザシアンに対面強い型も有りつつ、選出画面で相手パーティーの選出抑制が可能そうなを禁伝枠に採用を決定した。
を通す上での起点造りとしてHDベースのを採用。
の圧から裏エースのを積極的に通すといっても禁伝パワーを十全に活かせないと相手の禁伝に勝ち切ることは難しいため、と相性の良いを採用した。
最後に対面で理論上、ザシアン、玉サンダーにある程度対抗できる型で襷を組み込んだ。
・型紹介
個別でのポケモンを調整していくにあたって相手のカイオーガ対策を想定して決定していった。以下のポケモンでカイオーガを見てくる相手が多かった。
・ラッキー、ハピナス、ナットレイ・・・高い耐久力でカイオーガを受けにくる。
・カイリュー、サンダー、ラプラス等・・・ダイマで無理やり耐えてスカーフカイオー
ガ突破する。
・ヒヒダルマ、エースバーン等・・・スカーフポケモンで上から殴る。
・ウーラオス、エースバーン等・・・襷で対面処理する。
・ウオノラゴン・・・エラがみ。
シーズン24~25でカイオーガを使っていて大体上記で対策してくる方が多かった。逆に4桁前半~3桁台でいずれかの対策をとっていないパーティはほぼいなかった。(壁ゼルネアス構築はカイオーガ用対策が薄い印象だった。)
1.ドラパルト
@いのちのたま
性格:いじっぱり
特性:すりぬけ
技構成:ドラゴンアロー/ゴーストダイブ/ふいうち/竜の舞
実数値(努力値)
163(0)-189(252+)-95(0)-x-96(4)-194(252)
ドラパルトの型の中で一番火力と抜き性能が高いと思っているいじっぱり玉ドラパルト。
ドラゴンアロー/ゴーストダイブ/竜の舞
はこの型のドラパルトならほぼ固定
改めて自分が記載する必要もないと思うが命の玉+1ダイホロウでH252振りザシアンが確定で倒せる。
黒バドレックス、悪タイプ以外の先制技持ち、スカーフメタモンにコピられたときに無理やり択にすることができる不意打ちを採用した。
龍舞後にスカーフ黒バドを倒すこともできる。すりぬけのため身代わりの択もない。
他の候補としてはミミッキュの化けの皮をはがし相手の確定数をずらすダイスチル媒体になる鋼の翼、ナットレイ等を役割破壊する大文字、Sをダイマであげるそらをとぶ、なんやかんや強い身代わりも検討したが構築として明確に黒バドを対策していなかったのとリーチを伸ばせる不意打ちでよかったと思う。
大文字はCに下降補正をかけるとHBナットレイにダイマでいなされてしまうので個人的には採用価値を見出せなかった。その他の候補も全体的に打点としては弱く、ピンポイントにしか刺さらない技だった。
シーズン中盤はカバとドラパルトで全抜きしやすい構築が多く活躍してくれた。シーズン終盤になるにつれて相手の対策もカイオーガ+カバドラパ両対応してくる方が多く、扱いが難しくなったが、最終日朝の三桁付近で3タテを3連続でし、880位まで押し込んでくれた。
最後の最後にドラパルトを信じて強気に使っていけたのがポイントだった。
一番好きなドラパルトで当初の目標だった最終三桁(ポケホームのランキングに載る)を達成できたことが何よりもうれしい。
2.カバルドン
@食べ残し
性格:しんちょう
特性:砂あらし
技構成:じしん/あくび/ステロ/ふきとばし
実数値(努力値)
215(252)-132(0)-146(60)-x-127(188+)-67
初手に投げて相手の初手ダイマを咎めたり、いつも通りあくびステロするポケモン。
S24は初手ダイマ+ザシアンが多かったのでそこに対して明確に対抗していくためにこの型で採用。ラプラスのキョダイセンリツも耐えるのであくびしてからドラパルトにつないでいく動きで壁ザシアンに対抗していった。
またカイオーガを無理やりダイマで突破してこようとする相手への対抗策として機能した。
あくびの起点作成を遂行するためにHDベースで採用。
臆病玉イベルタルのダイアーク、控えめ玉サンダーのダイジェット、臆病玉リザードンのダイソウゲン等特殊技も一致弱点レベルでないと一回耐えるのであくびから入りやすい点がとても使いやすかった。ラプラスであれば食べ残しにすることであくびを使い続けて回復し自然とステロも撒けるところまでHPが回復もできる。
きつい相手としては挑発もちや初手身代わりサンダーがいた。初手身代わりサンダーは2手目で吹き飛ばし読みダイマックスを切ってくる相手も多かったのであくび連打を通すようにしていた。誰かが動画化したのかと思うほど一時期異常なほどに身代わり玉サンダーを初手でカバルドンに出していく人が増えていた。
黒バドレックスはリーフストームを採用しているかどうかになる(大体持っていたので出オチさせられることが多かった)
3.カイオーガ
性格:ひかえめ
特性:雨ふらし
実数値(努力値)
189(108)-x-110(0)-222(252+)-160(0)-129(148)
しおふき/ねっとう/冷凍ビーム/かみなり
構築の禁伝枠。
ラプラスからの壁展開。みがわり対策としてすりぬけでドラパルトを採用したかったため、ザシアン、ゼクロム、イベルタルなどのランドロスを読んでしまう禁伝以外を採用したくカイオーガにすることにした。
S24はスカーフ、眼鏡型で使用していたが技の打ちわけができないと相手の裏まで余計に読んで技を打つ必要があったりと自分には使いこなすことが難しいと感じ、技固定なく、ダイマの打ち合いや、メタモンへの対抗になるとつげきチョッキ型で調整した。
カイオーガ同士の打ち合いでは下からダイサンダーを打てるため相手より高い火力でダイマの打ち合いができた。耐久に振ったカイオーガでサンダーやイベルタルなどと戦える性能が上がったと感じた。
ラッキー、ハピナスなどはどうあがいても突破できない型なので取り巻きで補う必要があった。
またザシアンに対面勝てなくなったためザシアン対策として他ポケをうまく絡めていく必要があったが数が増えていると感じたイベルタルやカイオーガミラーには強く出れたのでこのチョッキ型でよかったと思う。
熱湯はやけどねらいで採用したがスカーフでないため上から打つこともなく、交代際には基本しおふきを打っていたためあまりねっとうであるメリットが少なく感じた。
4.ナットレイ
@ヨプの実
性格:のんき
特性:鉄の棘
実数値(努力値 )
181(252)-114(0)-201(252+)-x-137(4)-22(-)
ジャイロボール/ボディプレス/宿木の種/鉄壁
ザシアン、ネクロズマ対策で採用した。ザシアンはドラパルトが竜の舞を積めなかった場合にはこのナットレイで処理をする必要があった。インファイトをヨプの実で一回耐えて返しのボディプレスかジャイロボールで処理をする動きをした。またカイオーガ対策の貯水持ちを無理やり相手したり、すいすいガマゲロゲもヨプ+鉄壁で対応、ウーラオスも鉄の棘、ヨプ、ボディプレスで対応したりと幅広く相手取ることができた。ウオノラゴンにも対応できるが雨かのエラがみは受けだしできないので天候管理が必要だった。
龍舞+回復の日食ネクロズマには一度も負けず、日食ネクロズマ構築への高い勝率に貢献してくれた。
カイオーガ受けのラッキー、ハピナス、ナットレイを突破するための鉄壁、ボディプレスが強く、物理アタッカーを起点に積んでいきナットレイで3タテすることもまれにあった。
また格闘技を誘いやすいので、格闘読みでドラパルトを無償降臨させることもできたりとドラパルトとの相性も良かったように思えた。
低下力の特殊ポケや物理アタッカー等対応範囲が広いため、パーティでの働き度が一番高かった。食べ残しがないこともあり、ナットレイの体力管理が非常に大切だった。
5.サンダー
@タラプの実
性格:おだやか
特性:プレッシャー
実数値(努力値)
197(252)-x-105(0)-145(0)-148(196)-128(60)
ぼうふう/ほうでん/とんぼ返り/羽やすめ
サンダー受けのサンダー。禁伝なし環境の時に使っていた、サンダーのダイマに後出ししてからダイマなしで相手のダイマを枯らすことのできるサンダー。
ひかえめ玉サンダーのダイジェット+ダイサンダーを耐えることができるので羽休めでダイマを枯らす動きをとった。
プレッシャー込みでTODも狙いに行ける型だが、ザシアンには強くでれない。カイオーガに対してダイマ込みで対応は一応できる。(やったことはない)
当初は炎打点が欲しいため
ぼうふう/ボルトチェンジ/熱風/羽やすめ
で採用していたがサンダー対面、交代せず最大打点をとり相手に羽休め等強要させ、ダメージ有利にするためにほうでんに変更。また後述するバシャーモによりねっぷうがマストではなくなったため、後攻で対面操作でき、ダイワームで疑似タラプになるとんぼ返りに変更した。
アタッカーサンダーに強かったり、特殊レシラム、カプレヒレにも有利、イベルタルはうまくダイマをいなせれば対抗できたがザシアン、日食ネクロ、ゼルネアスには何もできないため選出率は前シーズンよりかなり下がった。
じめんの一環をきるための飛行枠として採用していたが、この枠にもう少し手を加えるべきだったと思う。
6.バシャーモ
@きあいのたすき
性格:いじっぱり
特性:かそく
実数値(努力値)
155(0)-186(252+)-90(0)-x-91(4)-252
起死回生/岩石封じ/ブレイズキック/こらえる
ザシアン、サンダーに強いポケモンを検討していたところ
ポケリーグでころさんが使用していた岩石封じバシャが良いと思い採用した。
加えてスカーフカイオーガやヒヒダルマ、ウオノラゴン等バシャをなめてくる相手に対して超火力でリターンをとっていく起死回生、自傷しない炎打点としてブレイズキックにした。
襷がつぶれたあとも無理やり起死回生の打点をあげたり、ダイマ枯らしに使えるこらえるを採用。
相手の初手ダイジェットやスカーフでカイオーガをみるポケモン、襷つぶし、ラッキー系統の対策と襷を盾に幅広く使用できたが逆にバシャに頼りすぎてしまっていたと思う。最終日付近はバシャをうまくいなしてくるプレイヤーが多かったため中盤時より活躍度合いが減っていた。
ただ起死回生を無警戒の相手にはかなりの打撃を与えられたりと、積極的に体力を1にして戦うスタイルが面白かったり、カイオーガ対策に刺さりやすい性能をしていたと思う。
・選出
ザシアン軸
→/orカバ展開が厳しい場合は
ザシアンとラッキーが同居しているパーティはがどちらも通しずらいためでいかに荒らすかだった。
/()
カイオーガへの対策が薄かった場合はが基本相手のカイオーガに強いためを選出した。逆に相手のSが遅めのパーティはで行ける面が多かった。
@1()
イベルタルへの明確な対抗策がなくカイオーガでダイマを合わせる必要があるがイベルタルはラッキー等のカイオーガ受けを採用しているのがほとんどなので、ダイマが合わせられず、かつイベルタルを受けられるポケモンもいないため一度イベルタルに有利対面を作られると厳しかった。
イベル構築の対策が薄い点が本構築のもっとも改善すべき点だったと思う。
日食ネクロズマ
基本的有利。ネクロの取り巻きを見て+上4体のどれか+を柔軟に変えていた。
黒バドレックス
or
黒バド自体少なく感じたので対策を明確にしていなかった。ゴースト一貫があるため初手でほぼ百パーセントでてきた。
を出しむりやり襷をつぶす。リフストさえなければ基本耐えるので起点作成を行う。ダイソウゲンで落ちた場合はかなりきついがで無理やり対策する。
壁+ゼルネアス
@2
かなりきつい。がジオコントロールゼルネアスに弱く、も龍舞を先に詰めればまだいけるが、一緒にいるオーロンゲに打点がないためきつい。
ナットレイで無理やり対抗するがHBベースのため相当頑張らないときつかった。
・おわりに
今回はじめて3桁フィニッシュで終えることできたので記念に書きました。
まだまだ課題だらけなのでこれからも上達できるようにしていきたいなと思っています。
こうやって構築記事を書くときついポケモンならびが言語化して見えてくるので良い勉強になりました。
シーズン26も引き続き自己ベスト更新を目指していこうと思っています。
シーズン25お疲れ様でした。2022年宜しくお願い致します。
TN:ケビィ(サブロムだったため適当な名前になっています)
なにかあれば
@yuuuuuu31743157
にご連絡もらえると嬉しいです。