【剣盾 シーズン30】黒黒バドイベル【最終 604位 R1837/ 648位 R1832/ 969位 R1816】
シーズン30お疲れ様でした!同ルール4シーズン目ということもあり、全体的にレートデフレするかなと思いましたが、全然そんなことなかった印象です。
今期は全ロム3桁超えとなり、3桁目指していた自分としてはかなり成長したといえる結果だったと思います。
今回はシーズン初期から行けると思い。イベルタル×黒バドレックスの並びで戦いました。ミラーは一回しかなかったです。
ただこの並びはまだまだ可能性秘めていると思います!
・構築経緯
前期、前々期とザシアン×カイオーガ軸、ザシアン×黒バドレックス軸が環境の中心だったため、その並びに有利をとれる伝説の組み合わせを検討したところ
カイオーガに強く出れる物理イベルタルが良いと考え、イベルタルを中心に構築を組むことにした。
イベルタルのパートナーとしてはテンプレのザシアンで最初潜ってみたが、物理型イベルタルはザシアンに特殊以上に不利を取るためザシアンのSライン勝負が頻発した。
自分自身ザシアンのチューニング感がないため、いっそのこと100%上をとれる黒バドレックスに変更した。
イベルタルがザシアンに対面した時のためにヌオーを採用。相手のイベルタルがきつい+ディアルガ等の特殊禁伝、サンダーとの打ち合いを回避するためのラッキー。ヌオーで受けれない物理へのクッションとしてナットレイ。ホウオウ軸やイベルタルが通しずらい構築にバシャーモで最終日前日までは組んでいた。
ヌオーはザシアン側も対策していたり、択になったりするのでヌオーが選出しづらくなった。そこでナットレイがいることもあり、ヌオーをやめて攻撃的に、かつザシアンに強い駒としてメタモンを採用し、地面枠としてバシャーモをラム剣舞ランドロスに変更した。この変更でよりアグレッシブな構築となり最終日は8勝1敗くらいで行けました。3ロム満遍なく試合したためレートは勝率のわりに微増ではあった。
・コンセプト
ザシアンカイオーガに強く。
黒バドレックス×イベルタルの超パワー+クッション
禁伝2体で戦える回数を増やす。
禁伝2体の役割集中。対策ポケモンを逆に押し倒し一気に有利に持っていく
【個体紹介】
1.イベルタル
@命の球
性格:いじっぱり
特性:ダークオーラ
技構成:うっぷんばらし(⇔イカサマ)/ダブルウィング/鋼の翼/ふいうち
実数値(努力値)
201(0)-201(252+)-116(0)-x-118(4)-151(252)
構築の軸。特殊読みで突っ張る、チョッキ持ち禁伝、カイオーガ、バンギラスを破壊できる。バンギラスカイオーガに関してはこいつでなぎ倒すもしくは、裏のバドレックス圏内に押し込むorバドレックスで負荷かけてイベルタルで倒すなどができた。
飛行技としてダブルウィング(ブレバ覚えるならブレバにしたい)
鋼の翼はザシアン、バンギラスその他耐久上げたいときのために必須。黒バドレックスと並んでいても初手光の壁を貼るオーロンゲが多数だったため特化ダイスチルで一撃で沈めた。
不意打ちは特化+球の威力でザシアンもHP3割くらいなら持っていけるため最後に対面してもHP次第では勝ちを拾える。
ふいうち以外の悪技(ダイアーク用)は当初ザシアンに高打点をだせるイカサマにしていたがHBサンダーポリ2、ムゲンダイナ等にダイマ後も威力保てるうっぷんばらしにした。ザシアンに関してはふいうちや後述のナットレイ、黒バドレックスで詰めができるためイカサマは不要とした。
破壊神の如き活躍をしてくれた。受けを許さない圧倒的火力が今季自分でも使いこなせて楽しかった。バンギラスも役割対象になる。
ダイアークのDダウンからの黒バドレックスへの繋ぎも活きた。
2.バドレックス(黒馬)
性格:ひかえめ
特性:人馬一体
技構成:アストラルビット/サイコショック/リーフストーム/トリック
実数値(努力値)
185(76)-x-125(196)-231(196+)-121(4)-175(36)
ザシアンの上を取れる禁伝最速な点が気に入り採用。イベルと組ませる性質上バンギラスが来るため襷はあまり意味をなさないと思いスカーフ型に。耐久火力素早さを持っている使いやすいポケモンだった。
ザシアンが一回こいつに突っ張ってくれるだけで裏のイベルタル一貫がすごいことになることも多かった。
アストラルビットは確定。エスパー技はあまり打たないが物理打点のサイコショック。
リーフストームはバンギラスにもかなり入るうえ、イベルタルがいることからステロ撒きしたい地面タイプがかなり初手に出てくるため何度もワンパンした。イベルタル物理のためこいつでステロいかに撒かせないかがかなり重要だった。初手岩石封じ+ステロのポケモンに上から2回攻撃できるためステロ封じできるのもまた強かった。
3.ナットレイ
@ヨプ
性格:のんき
特性:鉄の棘
実数値(努力値)
181(252)-114(0)-201(252+)-x-137(4)-22(-)
ジャイロボール/ボディプレス/宿木の種/鉄壁
ザシアンに対するクッション。サイクルを何度も何度も回す構築ではないためインファイト持ちザシアンに出せるようヨプの実を持たせた。鉄壁があるため白バドレックス、日食ネクロズマ、ゼクロム等幅広く見ることができた。
ザシアンの炎の牙も耐えることあるため、鉄棘2(or)3回+ジャイロボールで裏のバドレックスやイベルタルふいうち圏内。ジェット後のイベルタルで縛れるようなるためザシアンには積極的にあと投げしていった。
物理偏重の選出にはこいつでダイマ切って積ませる動きも強くイベルタルの次位に実はダイマした。
自分が初めて3桁を取ったシーズン25でも使っていた個体。2回目の3桁+最高順位更新に当たってもこいつの活躍が大きかったです。(最近の相棒枠になっている)
4.ラッキー
@進化の輝石
性格:わんぱく
特性:自然回復
実数値(努力値)
345(156)-25(0)-62(252+)-x-138(100)-70(0)
卵産み/でんじは/ステルスロック/地球投げ
イベルタル、黒バドレックスという並びの都合上相手のイベルタル、ガオガエン、ブラッキーの悪タイプが非常にきついため、あとは球サンダーへの引先としても採用した。
イベルタルのダイマを受けきれはしなくてもダイマ枯らし位はできる。ダイマさえ切れればイベルタルも基本有利になった。この使い方をしてから後発ダイマしやすくなり、対イベルタルザシアン軸への勝率上がった。
ブラッキー、ガオガエンに関してはステロ絡めてサイクル戦に付き合う必要があるためステロ採用。ガオガエンは最遅個体多いため挑発されることなくステロをまけることが多かった。初手ガオガエンが非常に多いため初手ラッキーでアドをとっていけることが多い。
あとは有象無象の特殊に対してのストッパーになった。
5.ランドロス
@ラム
性格:ようき
特性:いかく
実数値(努力値)
165(4)-197(252)-110(0)-x-100()-157(252)
最終日にヌオーとバシャーモの代わりとして採用。イベルタルが通らなそうな相手に選出。ホウオウダイナやGファイヤーなど入りに選出。
最終日に採用し選出も数回だったため、考察少なめだが型が多いためバシャーモより相手の思考を鈍らせたと思う。
構築できつい球エースバーンへのけん制もかねてもらった。
6.メタモン
@気合の襷
性格:-
特性:かわりもの
実数値(努力値)
155(252)-68(0)-68(0)-68(0)-68(0)-68(0)
へんしん
こちらも最終日ランドロス採用したことにより枠があまり採用。
バドレックスがスカーフのため襷で採用。
ザシアン+悪タイプの並びだとコンセプトのイベルタル+黒バドレックスのパワーの押切ができないこともあるため、メタモンでザシアンをコピーして裏の悪タイプごと押し切ることができる。
ザシアン、バドレックス受け、ザシアンコピーされた時の受けの選出だとイベルタルのパワーで押しきれることもおおいのでメタモンにより相手の選出の制限ができた気がする。
・基本選出
〇ザシアン×カイオーガ
〇ザシアン×バドレックス
エースバーンが球っぽい並びの場合は初手イベルタルのダイスチルからのダイアーク で対処する。もしくはランドロス
〇ザシアン×イベルタル
〇日ネク×ゼルネアス(かなりきつい)
→黒バドレックス/ナットレイ/@1
ゼルネアスが構築上きついためナットレイと黒バドレックスで役割集中をするが基本不利
〇ホウオウ×ダイナ
イベルタルが物理のためホウオウで止まりづらいのでランドロスとどちらか刺さっている方を選出
〇ザシアン×ダイナ
→黒バドレックス/イベルタル/@1
◆きつい相手
・ゼルネアス
メタモン入れたので少し楽になったが、他が軒並み不利取りやすい
・エースバーン
球か襷か見極めたうえで対処が必要だった
イベルタル、バドレックスが止まりやすい。ガオガエンに関してはいかくもあるためきついポケモンだった。上記のラッキーをうまく選出することでこの2体にも立ち回れるようにはなった。
・オーロンゲ
初手イベルタルで光の壁読みでダイスチル。リフレクター貼られるとかなりきつい。
・終わりに
今期は明確に上を目指して、序盤から経験を積んでいきました。構築をころころ変えることもなく練度をあげて貫き通せたからこそ、3ロムすべてで最終3桁+最高順位を更新できたと思います。前回のまぐれ3桁でなく、確実に自身の実力で勝ち取ったといえるシーズンでした。イベルタル、黒バドレックスの並びはまだまだ成長の余地ありだと思うので来シーズンもさらに上目指していこうと思います。
通話しながら一緒にランクマ頑張っていたフレンドのおかげも大きかったです。