【ポケモンSV シーズン6】疾風妖刀 パオジアンサイクル [最終 713位 R1915]

SVシーズン6お疲れ様でした。今回SVでは初の3桁を取ることができたので構築記事を書きました。構築的に最後の環境に合っていなかったし、その分順位も3桁後半なので参考にはならないと思いますがご興味あれば最後まで読んでいただけると嬉しいです!

 

・目次

構築経緯

コンセプト

個体紹介

基本選出

終わりに

・構築経緯

シーズン5では襷パオジアンを主体とした対面構築で1500位くらいであったのですが、妖パオジアンの強さは実感していたので妖パオジアンを主軸とした攻めよりの構築を作ろうとしました。シーズン5の構築記事を読んで上位の方のパオジアンを見たところ鉢巻パオジアンの破壊性能が数値受けに対しても負荷が大きいため気に入り採用しました。しかし妖パオジアンが流行ったこともありパオジアンミラーで氷柱落としを打ってくる相手が一定数いて初手のパオジアン同士の対面がSを落とした個体の場合テラスを切った上で不利になってしまったため、上から動ける型にしました。鉢巻ではない分の火力を補うためにその他ポケモンを補完で決めていき構築を完成させました。

 

・コンセプト

・スカーフフェアリーテラスパオジアンで対戦上最速のポケモンで上からひたすら殴る。

・フェアリーテラスパオジアンは遅いという流行りの認識の外を利用する。

・パオジアンのリーチを他のポケモンで補っていく。

 

・個体紹介

1.パオジアン(フェアリー)

@こだわりスカーフ

性格:いじっぱり

特性:災いの剣

技構成:氷柱落とし/かみ砕く/聖なる剣/テラバースト

実数値(努力値)

157(12)-188(244+)-116(124)-x-86(4)-171(124)

構築の軸。下から殴ると相手のパオジアンの上振れを許容する展開が一定数あったためスカーフを持たせて上から制圧できる型にしました。

たまに当たる龍舞飛行カイリューや終盤増えていたスカーフイーユイに見えない速さから制圧できる点が良かったです。加えてパオジアンミラーでは炎テラスを切られた一回以外は勝てたためこの選択はアリでしたが今期増えていたヘイラッシャで止まりやすい、終盤減らなかったキョジオーンがきつめになったので環境への理解が足りていないと痛感しました。

ただ早いため行動できる場面が多いので選出画面で出しやすい点は評価高かったです。

努力値配分は前期のうわっきーさんのスカーフパオジアンをマネしました。Sだけガブリアス抜き調整は環境のSの調整ラインとして多そうだったのでAを1削ってSに回しました。スカーフハバタクカミの上はすべて取れたので良かったと思います。

 

2.ウォッシュロトム(鋼)

@オボンの実

性格:ずぶとい

特性:浮遊

技構成:ハイドロポンプ/ほうでん/イカサマ/ボルトチェンジ

157(252)-x-174(252+)-126(4)-127(0)-106(0)

よくあるHBロトム。パオジアンが打ち分けられない関係上サイクルを回す必要がありヘイラッシャに強めのため採用。

今環境は数値が足りないと感じることが多かったですが、ヘイラッシャにあと投げ可能な点、セグレイブ、パオジアンにも抗える点で代替できるポケモンも見つけられなかったです。

セグレイブにも打点となるイカサマは打つ場面が少ないけどないとないでセグレイブ入りに投げつらくなったりしたので抜きずらかったです。またで電気打点がボルトチェンジだけだと役割のヘイラッシャがうまい人だと無限回復されてしまったのでほうでんを入れました。こちらでハバカミやニンフィアに麻痺も入れらたりして安定性が増しました。

 

3.ドオー(水)

@食べ残し

性格:しんちょう

特性:てんねん

技構成:じしん/どくどく/のろい/自己再生

237(252)-95(0)-102(172)-x-144(84)-40(0)

特殊受けようのサイクル要因。ジバコイルを最初使っていましたがサーフゴーとの鋼タイプの被りやディンルーが重いなと感じるためディンルーに対しても役割を作れるドオーにしました。スカーフパオジアンではきついウルガモスにも対抗できるため採用しましたが数値ギリギリ+明確にきついポケモンがおおいため練度足りず動かしずらかったです。

こちらも調整は前期シグマさんのドオーの調整をマネしました。

 

4.カイリュー(鋼)

ゴツゴツメット

性格:わんぱく

特性:マルチスケイル

技構成:ほのおうず/じしん/はねやすめ/アンコール

197(244)-155(157)-102(220)-x-121(4)-105(36)

パオジアンの一貫を作るために定数ダメージとアンコール等で受けポケモンを疲弊させてもらうために採用しました。いかくウィンデイ、パルデアケンタロス等の威嚇+鬼火+タイプ受けのパオジアンに明確に強いポケモンからの技を半減にしつつ無理やり倒してもらうことでパオジアンが止まらなくすることができました。

相手から見ても、カイリューの型が不明なため引かれることがないので初手で綺麗に合わせるとパオジアンの一貫が作りやすなりました。

構築上パオジアンで早い段階でテラスタルすることが多かったためこいつにはテラスタル切れないのでパオジアンハバタクカミなどと対面すると、きつい展開になることがあったため運用が今まで以上に大変でした。最終戦のみノマテラ神速型に変えて刺さったのでカイリューの型はほんとにずっと悩んでました。

Sラインは努力値28にしてましたが無振り眼鏡サーフゴーと同速で負けたため1伸ばした。

 

5.サーフゴー

@こだわり眼鏡

性格:おくびょう

特性:黄金の体

技構成:じこさいせい/トリック/ゴールドラッシュ/シャドーボール

171(68)-x-116(4)-187(252)-113(12)-149(252)

ガネサーフゴーの崩し性能が強いと聞いたので採用。雑に催眠対策できるのも良かったので入れて良かったです。

努力値配分はS1のスカーフ型を流用したので最速なのですがこのおかげでセグレイブの上から動けたり、環境で多いメガネサーフゴーミラーで絶対に負けないつもりで動かせたのでこの調整は地味に刺さっていました。こちらも眼鏡型がディンルーなどへの負荷が大きいと聞いてから出しやすくなったので戦術に幅が出ました。

 

6.ハバタクカミ

@気合の襷

性格:おくびょう

特性:ブーストエナジー

技構成:ムーフォース/シャドーボール/ちょうはつ/いたみわけ

130(0)-x-76(4)-187(172)-155()-208(252)

リックさんのYoutubeを見て性能が構築にほしい要素を兼ね備えていたので採用しました。テラスしたチオンジェンが構築上重いため、ちょうはつカミを採用したおかげでチオンジェン絡みにも一定数の勝率を保てました。初手で襷をたてに一体倒したあと裏のポケモンを削りつつ襷まで回復したりとやりたい放題できる性能が詰まっていました。受けループに対しても地割れが一発で当たろうが一人でTodしてくれる性能があって使っていて楽しかったです。

H131にしていましたが痛み分け後に130までしか回復しないことが多かったため130にあえて落としてみましが活きた場面はついぞ来なかったです。

 

 

・基本選出

パオジアン+ハバタクカミ@1

パオジアンorハバタクカミ@2

基本はこれでした。

 

・終わりに

SVでなかなか結果が出なかったので今期こそはの思いで取り組みました。無事一旦の目標の3桁は行けたので安心しましたがシーズン6の終盤の環境に構築単位で合っていなかったと最終日に実感しました。前日まではそこそこの勝率で3ロム1000位前後でしたが最終日になった途端きつい構築が多く勝てるビジョン、勝ち筋が見当たらなかったです。パオジアンメタがさすがにきつくて氷柱落としが打てる場面がそもそも少なく感じました。ヘイラッシャが今期ふえると強い方も言っていたがそこへの強いパオジアンの通し方が無かったうえでパオジアンを軸にしていたのが原因かなとも思いました。

6月はずっとプレイしてみたかったゼルダをやるのでランクマは程々にします。